Chromebook Lenovo IdeaPad Duet 560を買った
発売が2021年11月26日ということでおよそ発売から1年3ヶ月くらいたった、こちらの機種を購入しました。
しばらく使ってみたので、使用してみて見えてきたことをまとめてみます。
まずはChromebookを買おうと思った理由
いくつか理由があります。でもそれぞれ論理的な理由というよりは感覚的な理由です。
- スマホをAndroidにしたこと
日本での初代iPhoneが出たときから、2021年にPixel 6シリーズが出るまでずっとiPhoneを使ってましたが、もう最近のiPhoneってスペックは上がっても生活を劇的に変える新機能!みたいなのが出てこなくなったなぁ。と思っていたところで、Google が Tensor搭載のAndroidスマホ Pixel 6シリーズを出してきたので、ついついそちらを購入。PCもAndroidと連携レベルの高いものだと面白そう。 - 副業をしっかりやっていきたいと思ったこと
うちの会社はありがたいことに副業に寛容なことと、最近個人で海外からのコンサル依頼をいくつか受けるようになったので、それならこのコンサル依頼をより多くこなしていって、副業を軌道に載せて自分のペースで仕事を選んでやっていけるような体制を作っていければ素敵かもと。でも、パソコンがデスクトップしかない。OSを問わず、持ち運びやすくてバッテリーも長持ちして、動作が軽く資料作成も行えるモデルがあると仕事に役立ちそう。 - WindowsやMacは、ちゃんと動くモデルが高価
これについてはほんとそのまま。自分自身会社のシステム部門にいて会社用にPCとかをモデル選定することもあるんだけど、見た目とかスペックとか満足行くもので選ぶと、なんかもう20万円とかそれ以上になってくる。もちろん安価なのもあるけど、重かったり分厚かったり、そもそもOS立ち上げるだけで気合が必要な感じだったり。
ということで、OSがサクサクと動くっていう評判だし、やれることは限定的とか言われてるけど振り返ると自分は動画・画像編集系をやらないし、コーディングはWebブラウザ上でもやれるようになってきてるし、自分にとってはChromebookっていい選択肢なんじゃない?と思えたことが理由。
スペック
発売日 | 2021年11月26日 |
ブランド | Lenovo |
シリーズ | IdeaPad Duet 560 Chromebook |
CPU | Snapdragon 7c Gen2 |
メインメモリ | 8 GB |
ストレージ容量 | 256 GB |
ディスプレイ | 13.3 Inch FHD(1920×1080) OLED |
Bluetooth | 5.1 |
WiFi | IEEE 802.11ac/a/b/g/n |
内蔵カメラ | フロント/500万画素 バック/800万画素 |
外部ポート | USB-C x 2 (PD対応、DisplayPort出力機能付き) |
生体認証 | なし |
SDカードスロット | なし |
SIM対応 | なし |
Lenovo IdeaPad Duet 560を選んだ理由
Chromebookにも色々モデルがある中で、IdeaPad Duet 560を選んだ理由。
- 画面が13.3インチで大きめだし、有機EL
11インチのもので解像度はもっと高いものもいくつかあるんだけど、体を縮めながら作業する感覚があってPCの画面は大きなもののほうが好き。(さらに解像度が高いなら、なおよし。 4Kとか作業効率が上がって好き。)タッチスクリーンだし。 - メモリが8GBで多め
これはもう単純に、「こんなものいくつあってもいいですからね」状態で、4GBよりは8GBがありがたかった。4GBモデルもあって価格は更に少し安くなる。 - ベゼルが狭め
Chromebookって安いモデルだと、今どきびっくりするくらい太いベゼル幅。低コストの中にはデザイン費用削減も入ってるのかな?って思うくらい太いものが多い。
でもIdeaPad Duet 560は、比較的狭い幅なので見た目が許容できたこと。 - 取り外せるキーボードを取り付けたときにキーボードが傾斜になってない
好みの話だけど、Surfaceの一部モデルとかでもキーボードが外れるモデルはあって、それらのいくつかは取り付けて使うときにちょっとキーボードが斜めになる。あれだと打つときにたわむというか。しっかり感が薄いというか。IdeaPad Duet 560は、キーボードが斜めにならないので机の上で打っているときにとてもしっかりしていて文字が打ちやすい。文書作成とかキーボードを長時間つかう場合には、斜めにならずにガッチリ感があるほうがいいと思う。
使ってみた感想
- まずは一般的なChromebookとしての感想
- WindowsやMacでやっていることを全部は置き換えられないかも?
ただ、ブラウジングやメール、ドキュメント編集、画像編集なんかの普段の作業もブラウザ上で完了してる人なら全然いいんじゃないかな? - Chromebookなので起動が速い。 電源を切った状態から電源を押してログインがされるまで7秒前後。
- Microsoft Officeのアプリはもうないのね。
知ってたけど、Google Play Storeを見てもやっぱりExcelやWordは無い。まー、Webでやるからいいんだけどなんとなく残念。 - キーボードショートカットを覚えると便利そう。
かなりの量のキーボードショートカットがあって、ウィンドウを画面右や左に固定したりもキーボードからできる。ただ、覚えるのが大変!「Ctrl+Alt+/」でキーボードショートカットのリストがでるから、覚えるまではこのショートカットだけ覚えて、使っていこうかな。
- 電源を切る際の設定で、次回起動時に同じアプリとウェブページを開いておくかなど選択できるのが意外と便利。バッテリー消費を抑えるために、完全に電源を切ってもその前の作業状態がそのまま復活する。
- Androidとの連携が良い感じ。
これが一番気に入ってるところかも。
Pixel 7 Proを使っているんだけど、生体認証がないChromebookでもPixelの生体認証を使ってスマホのロック解除をすると、Chromebookでパスワード入力しなくてもChromebookにログインできます。
その他にも、スマホ上のSMSのやりとりをChromebook上でも行えたり。
スマートフォンHubって機能で、スマホのChromeで今見ているサイトをChromebook上で継続して見れたり。
詳しくはこちら↓
- WindowsやMacでやっていることを全部は置き換えられないかも?
- IdeaPad Duet 560の感想
- 見た目は気に入ってます。「勢いに乗って買ってはみたもののガッカリ。」っていう感じではない。
- キーボードは予想通りしっかりしてていい感じ。でも、打鍵音がパタパタとうるさめ。あと、キーボードにバックライトが無いので暗い場所では作業がしにくい。
- タブレットとして考えるにはちょっとデカい。寝っ転がりながらタブレットで動画でもって思うような軽さではない。
- 縦置きにしたときに付属のキーボードが使えない。
文書作成とかをするときに画面を縦にすると、付属のキーボードは使えない。別途Bluetoothキーボードが必要だなー。買わないと。 - バッテリーの持ちは安心。文書作成とかだけなら余裕で12時間(カタログでは15.5時間)とか使える感じなので、バッテリーの心配をあまりしなくて大丈夫。Zoomを2時間連続でやったりしても、バッテリー残量はたっぷり80%前後はあり、安心感がありがたい。
- 液晶は多分きれい。OLEDで黒が映えてるんだと思う。YouTubeで4k 60FPSとかで見てもカクついたりはしなかったので、パフォーマンスもいい感じ。あとベゼルがChromebookの中では狭い感じなのも良い。
- トラックパッドの感じは普通。悪くないです。クリック感はちょっと安っぽい気もするけど、僕の場合はタップでクリックと同様の使い方をするので、気にならないところ。なので、ここも人によっては気になるかも。
- ペン付いてるけど、使わないかも。。。
普段から手書きよりキーボード派なので、ペンがついてるのはありがたかったけど、僕は使わないです。でもセット構成に入ってるのは追加で買う必要なく試せたし、ありがたい。ペンの使い勝手は普段ペンを使わないのでちょっと評価できないです。
コスパも考慮にいれたら大満足
まとまりのない記事になったけど、結局の所スマホよりは圧倒的に仕事の作業に使えて、バッテリー持ちを含めて考えても結構使いやすいツールかなと思ってます。
WindowsもMacも飽きちゃってなんか新しいの使いたいなっていう欲求も満たせてるし。Chromebook上でLinuxを使うこともできるみたいなんだけど、そのへんはまた別なタイミングで試してみます。Linux使えばVisual Studio Codeとかも入れられるらしいので便利そうだけど、それは別にWeb版でやったらいいんじゃないかとか選択肢多くてNooice!